若葉
随分ブログを更新していないので、まーいいか、このまま終了なのかしら、
なんておもっていましたが、隣ですやすや昼寝をしている息子をみていて、ふと思いたち、
初めてスマホから更新をしています。だから変な表示になってしまうかも。
息子が産まれて半年が経ちました。
出産の痛み、、予想してましたが、しんどかった。腰が割れるかと思った。
出てきた瞬間は嬉しいというより、ただただ安堵感。
そして一息つく間もなく、育児は始まったのです。
この半年間の生活に関してここに書き始めると長くなるし、久々のブログなので、
今回は短めに。
子どもを産むってすごいパワー。そしてそのパワーは、私が持っているものではなく、
間違いなく父となり、祖父母となり、叔父叔母となる人達からの、
そして助産師さん、看護師さん達からの、そうしたまわりにいる人達からのパワーで、
それを私の体を使って、最後には子ども自身がそれこそ必死に生まれてくるんだと、
それはもう目が回るほど昔から当然続いてきた営みなんだけど、私はまだ、この手に
自分の身体から出てきた命があることを不思議に思えてならない。
私のおじいちゃんがひ孫を抱いて一言。
「この子がこうして、ここにいるっていうことは、ご先祖様も生きて
この場にいるってことだよ。」
そう、私は、私たちは、繋げることができたのだ。
こんなに頼りなげで、でも生きたいと全身で表現する息子を前に、
なんとか、この世界が彼に優しくあって欲しいと願ってしまうのだけど、
まぁそんな甘くもない世の中。ただただ優しく強い人になって、飄々と、でも
情熱的に生きてほしいなと思う。
夜中何度も起こされる日々が続いてますが、こうなったらいつまでだって付き合って
やろうじゃないか。彼の眠る額に掌をあてると、私まで生まれたてのような、
初々しい気持ちになる。目を閉じると、その額の奥から、これから始まる未来へ向かう芽が
ぐんぐん伸びる情景が浮かぶ。若葉が柔かな風にそよぐのを温かく身守ることができる。
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