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2010年10月17日 (日)

はしゃぎすぎて格好悪い大人もいいと思う。

会社の同僚達と福井旅行をしてきた。

素敵なminicooperに大人4人ぎゅっと乗り込んで出発。

ところどころで屈伸運動をしなければエコノミー症候群の危機。

途中モーニングをしながら、旅プランを適当に組み立てて、福井へ向かった。

結果は、1泊2日の中でこんなに笑えたことがあったのかというほどの楽しい旅。

それぞれ性格はばらばらだけれど、基本的に何でも楽しむことができるし、何でもおいしく食べられるし、好奇心があって、何がしてみたいっていう意見も持っている。

そういう共通点があったからこそさらに楽しめたんだと思う。

「瓜割の滝」がきれいで冷たくて苔むした緑が鮮やかで、

「かずら橋」はゆらして渡った。

車内でかかる音楽を口ずさみながら、

高く澄んだ空の下、車窓から単線列車を見送った。

夕暮れの東尋坊に間に合わなければと、

車を乗り捨て、草むらをダッシュした。

波の高さにどきどきしながら、どんどん濃い桔梗色になっていく空を見守った。

露天風呂でなんだかんだ語り合って、夕食は胃の限界まで食べて、

夜中はいびきで起こされた。

「永平寺」の静けさと神聖さに少しだけ神妙な顔つきになった後、

目当てのソフトクリームを食べるために道に迷った。

ワイナリーで一気飲みを繰り返し酔っ払い、

滝にはしゃいでパンツまで濡れたいい大人達。

ファミレスで写真のスライドショーを見返して、涙が出るほど笑った。

 

年齢や、性別や、そんなの関係なしに思い切り笑えて楽しい時間を共有できる人達に会えて、やっぱり私は人に恵まれてるなぁと思う。

こういう関係って、なにものにも代えられない。

こういう時間だって、なにものにも代えられない。

 

Img_2220_2 

車内で久々に好きな「星のラブレター」を聞いていたからか、今になって一人the boomリバイバル。

『中央線』

悲しい歌なのかもしれないけど、聴くたび優しい気持ちになれる。

 

君の家のほうに 流れ星が落ちた

僕はハミガキやめて 電車に飛び乗る

今頃君は 流れ星くだいて

湯舟に浮かべて 僕を待ってる

走り出せ 中央線

夜を越え 僕を乗せて

逃げ出した猫を 探しに出たまま

もう二度と君は 帰ってこなかった

今頃君は どこか居心地のいい

町をみつけて 猫と暮らしているんだね

走り出せ 中央線

夜を越え 僕を乗せて

 

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