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2010年9月25日 (土)

オンナトモダチ

気づいたら9月も終わろうとしている。

そしていっきに涼しく、というか、肌寒くなった昨日今日。

日本へ帰国してもうすぐ1年が経つけれど、以前に比べて、冬→春→夏→秋という季節の移り変わりの中の、「→」部分がなくなった気がする。

徐々に寒さが緩むとか、徐々に暑さが増すという感覚がなくて、はい、今日から夏です!みたいな気候の変化。

衣替えを苦手とする私はまた間違った格好をして、寒かったり暑かったりするんだろう。

 

夏休みが終わってからは、休み気分なんて一瞬で失われるほどいっきに現実に引き戻されて、あの海でぷかぷか浮かんでいた時間なんて、遠い過去のことのように感じる。

仕事の進み具合は相変わらずだけれど、周りの人達がいつも助けてくれるので、それに甘えながら自分の居場所というか存在価値みたいなのを少しずつ、でも絶対に作っていこうと思っている。

今月は仕事もプライベートもそれなりに濃く過ごせている。

先週末には女5人京都旅をしてきた。

小中学校から一緒の友人達との1泊旅行。

他の人に話すと、そんな昔からの友達と今も旅行なんてできていいねぇなんて言われる。

女5人集まるのだから、それは、やっぱり、食べるしゃべる食べるしゃべる食べるしゃべるそしてときどき疲れて黙る、を繰り返す。でもこんな感じは、家族とも恋人ともない時間なんじゃないだろうか。

みんなそれぞれ性格も好みも違うのに、なんとなくそれぞれの役割が決まっていて、そこには文句もなにもなく、意外とすんなりと事が運んでいく。

20年以上もの長い時間を共有している女友達の存在は、今だからこそ、なんて価値があって、そしてこれからは絶対に作りえないものなんだろうと思う。

数ヶ月前の記憶でさえ結構薄れていたりするのに、逆にそんな昔の記憶が驚くほど今でも鮮明に浮かんできたりするので、人の記憶は年月によって色褪せるのではなく、あくまでも、過ごした時間の濃さによってその残り方は左右されるのだと驚く。

私達女子は、あの頃、今の私達を予想できていたんだろうか。

ブルマー姿でL字をランニングしていた私達は、今はジムのマシーンで走ったりしているし、

毎日席を寄せ合って給食を食べていた私達は、今はお洒落なカフェでランチをしたりもする。

部活帰りは毎日ジャージで帰っていた私達は、今は髪を巻いたり、ネイルをしたり、化粧をするのは日常だ。

将来のことなんて漠然としか考えていなかった私達も、今ではそれぞれ職場や家庭を持っている。

誰がかっこいいやらなんやらと話すだけで嬉々としていた私達も、それぞれいろんな人と出会って、恋をしたりした。

今更かっこつけてもかっこつけられない人達なので、その中では自分が楽でいられる。

そんな女友達が、ずっと幸せで楽しく生活していてほしいと思う。

何かしんどいことがあったらすぐに知らせてほしいと思う。

それはきれいごとでもなく、大袈裟でもなく、そうであってほしいという勝手な私の願いだけれど。

それで、もっとおばちゃんになっても、おばあちゃんになっても、時々こうして一緒に旅行なんてできたらいい。

きっとまた、食べてしゃべって食べてしゃべって疲れて黙る、という法則になるのだろうけど。

それも悪くないでしょう。

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