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2010年3月20日 (土)

早朝に腹痛で起きるという最悪の目覚め。

予約していた歯医者へ行くのも面倒になってキャンセルをしてしまった。

やることもないので、『老人と海』を読み返している。

ハードボイルドです、この老人。

こんな男性がまだこの日本にいるんだろうか。いてほしいと切に願う。

外は青空が広がっていて、今日は随分気温が上がるらしい。友達の二次会へ行くのだけれど、結婚式日和だなぁと、まだ寝巻き姿のまま思っている。

 

気づけば、

というか気づいてはいたけれど、

もう春なんだ。

明日春分だし。

3月の記憶が、仕事しかないような。

それでいいんだろうか?と思う自分と、そんな時期もあっていいでしょと思う自分。

追い立てられるように仕事をしていると、やっぱりついつい全てが事務的になってきてしまうのだけれど、この間、先生から返信のあった書類に小さな手紙がつけられていた。

「いつも丁寧なご対応ありがとうございます。日々お忙しいと思いますが、お体だけは大切にされてください。何かお手伝いできることがございましたらいつでもおっしゃってくださいね。」

びゅんびゅんと過ぎていく時間があって、自分もそれにならって走っていかなきゃと焦る日々。

だけど、こうした小さな優しい言葉に、はたと止められる。止まることができる。

彼女にとっては当然の気遣いで、社交辞令的挨拶なだけかもしれない。

でも、手書きのぬくもりってあるんだなぁと思う。

私もこんな小さな優しさを持てる女性でいたい。

それで思い出したけれど、

先週部屋の片付けをしていたら、いくつかの手紙が出てきた。

北米へ行く前のものであったり、北米滞在中のものであったり。

友人や家族からの手紙。

読み返すと胸がツーンとなる感じ。

なぜ母親は手紙を書くときは丁寧語になるんだろうか、謎。

友人達からの手紙はそれぞれに個性が出ていておもしろい。

メールや電話で世の中は随分便利になり、世界はどんどん近く狭くなっている。

でもときどきはこんな手紙のやりとりをするのもいいなぁと、

基本昭和女子の私は思う。

 

卒業式シーズンのため、街のあちこちで袴姿の女の子達を見る。

かわいい。多少おっさん目線で眺めたりしている。

あの頃の私は完全なベリーショートだったため、髪飾りもなにもできなかったなぁ。

もう少しお洒落してもよかったと、10年近く経って軽く後悔。

そろそろ桜が咲き始める。

満開の桜もいいけれど、

私は蕾の時期が一番好きだ。

あ、もうそろそろ開花するかな。

そんな状態を見て

ワクワクする。

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2010年3月11日 (木)

現実直視と現実逃避の微妙なバランス

1ヶ月も更新ができませんでした。

今日は休み。久々に一人でのんびりしている。

仕事が半端なく忙しく、1日中何かに追われているように感じながら時間がびゅんびゅんと過ぎていく。

自分の中では大丈夫と思っていたものの、先月末あたりには、あまりの仕事量と、自分がまだ仕事を覚えられていないもどかしさと、先に対する不安と、人間関係の板ばさみで、実は病みかけていたらしい。

上司に呼ばれて、「しんどいんじゃないの?辛いときは、辛いって言わないと。」と言われたから、「実は結構しんどいです。」と言ったら、口に出したことで、自分は本当にしんどかったんだと分かった。

言葉に表した瞬間に、感情が、ぶわーっと流れ出してしまって、こんなに自分は溜めてしまっていたんだとびっくりした。

自分では大丈夫、頑張れると思っていても、しんどさがまわりには見えていて、心配をかけてしまっていたらしい。SOSのサインは、自分から出さなきゃいけないなぁと思う。

それでも上司に、感じていることや、しんどいことを伝えたら幾分精神的にはすっきりした。人に話すって随分自分の中のガス抜きになるんだと実感。

人事の仕事の忙しさのピークは今らしく、GWが過ぎれば少しは楽になるらしい。

私の場合、相手が外国人講師達のため、彼らが日本で生活をしていくための手助けもしている。

家探しや、銀行口座開設や、それこそ初めて日本という外国で暮らし始めた人達が持つ疑問に答えていかなければいけない。

昨日も、「なんで私がここまでしなきゃいけないの?」と、ぶつぶつ言っていたら、

隣の同僚が一言。

「でも、そんなことがしたかったんでしょ?」

少し浮いていた体が、すとんと地に降りた感じ。

あぁ、そうだった。

忙しさの中ですっかり忘れてしまっていたこと。

海外から来た人達が日本で生活していくことを何かの形でサポートできたらと、そんな仕事ができたらと思って職探しをしたんだった。

日々の仕事の99%が、事務処理やらミーティングやらで終わっていってしまうけれど、本当に時々、講師達から感謝されることもある。

英語も毎日話しているから、何とか最低限の維持はできている。

今は毎日が忙しすぎて、目の前のことしか見えない。目の前に迫っていることをぎりぎりに処理をしていくことで精一杯。

しんどくて嫌だと思うこともしょっちゅうだけど、途中で投げ出すのも、手を抜くのも、もっと嫌だと思う。

 

といっても、最近の通勤電車の中では、専ら現実逃避大会を自己開催し続けている。

タオ島に行きたい。

朝はシロップがこれでもかとかかったパンケーキに、色とりどりのフルーツの盛り合わせの朝食をたっぷりと時間をかけて食べる。

そして、静かに美しく透き通る海を見ながら、モヒートでも飲みながら、1日中本を読んで過ごす。おばちゃんのマッサージがついていたら尚のこと良い。

オレンジ色の夕焼けをぼけーっと眺めた後、今度は桔梗色に染まった空の下、キャンドルをともして食事をする。てろんてろんのワンピースにビーサンで、化粧なんてしない。向かいに好きな人がいたら、また尚更すばらしい。

いつ行けるだろうか。

タオ島、待ってて。

とりあえず、わたし、今、がんばる。

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