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2008年12月22日 (月)

雨だれを聴きながら思う、諦めの悪い私。

今朝起きてバスルームの電気をつけたら、

パチンと音を立てて、突然電球が1つ切れた。

昨日まできちんとついてたのに、なんでよ。

 

このあいだ洗濯をしたら、また、片方の靴下がなくなった。

毎回ドラムの中を確認して全て持ってきてるのに、

よく紛失してしまう。

ちなみにピアスもよく片方だけなくしてしまう。

足元に落としたはずなのに見つからない、なんで。

 

会社の面接で、来年10月以降も働き続けないかと言われた。

有難い言葉だけど、1年と決めて来てるからには断った。

まだやっと慣れてきたのに、もうそんな先を考えなければいけないんだ、どうしよう。

全く、先が不安定。これがなぜかは分かってる。

 

ブラインドを上げると、一面スキー場のよう。

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金曜午後から降り始めた雪が日曜の午後になってもずっと降り続けている。

粉雪程度ならきれいだけど、いいかげん止んでほしい。

こんなに雪が降らなかったら、クリスマス前のニューヨークを女子3人で楽しむつもりだったのに、なんでよ。

ミネラルウォーターが切れているのに気づいて、近くのドラッグストアまで歩いたら、

普通に遭難しかけた。

雪で視界が遮られて、いつもと違う道に入っていた。

家の周りは静かで綺麗だけど、

・・・冬厳しいなぁ。

これまで地下鉄駅の側にしか住んだことのない私には、

バス停へも、スーパーへも、ドラッグストアへも、コインランドリーへも徒歩10分という場所はきついかも。

これからの3ヶ月、この不便さに耐えなければならない。

家のまわりも、一面雪だらけ。

大粒の雪の結晶を手袋に受け止めて、少しぼけーっとする、静か。

新雪ふかふか、誰も歩いていないところを歩いたら、ゆうに30センチは足が埋まった。

この新雪の上に、いつかのCMみたいに、誰かと手をつないで、背中からばさっと倒れこみたい。

なんて妄想は、寒さで一気に吹き飛んだ。

 

外の圧倒的な雪景色にしばし呆然としながら、暖かな部屋でインターネット。

M1グランプリを早速チェック。

半分くらい知らない芸人さんだった。

個人的には、昔から笑い飯が好きなんだけどなぁ・・残念。

何度も決勝まで残りながら優勝できないってどういう気持ちなんだろう。

どうせ出るなら、絶対に1位になりたい。

決勝まで出られた、おめでとう。

それで満足できるのなら、毎年あの舞台には出ないんだろう。

あきらめの悪さというか、執念深さというか、しつこさというか、一途さというか。

ほんとうに好きだからなんだろうな。

そういうものを私は最近かっこいいなと思うようになった。

 

中学生の頃、県のマラソン大会参加のためのみに一時的に結成されるマラソン部に参加させられていた。

私は、「ラストスパートがないんだよなー」とよく言われた。

自分では頑張って走ってるつもりが、最後の100Mくらいになると、絶対に数人に抜かれる。

あの時は不思議だったけれど、

もうこれ以上走れないなって、決め付けていたのかもしれない。

  

一方、電球は切れたまま。

さっき付け替えようとしたけれど、どうやっても重いガラスのカバーが外れず、とりあえず放置。

電球なんてひとつだけでいいや。

あんな風にパチンと、潔くものごとに終わりがきて、それで納得いくことばかりなら、

ずいぶんいろんなことが楽になる。

ハロー、グッバイを続けてればそれでいい。

だけど、どうしても納得できないこともいっぱいあるから、やっぱり生きて行くのはややこしい。

諦めきれず、終わりが来るとうすうす分かっていることにも見苦しく抵抗してしまう。

歳をとるごとに諦めが悪くなっているような。

全てはいつか終わりがくるし、自分だけの感情ではどうにもならないことだらけなのはわかっている。

それでも、大概臆病な私はおしまいが怖くて、そして大概諦めが悪くなってきたので、

見苦しく踏ん張ってみてしまう。

  

5時半までに雪が止んだら、料理好きな友人の家で温かいごはんをご馳走になるはずだったけど、

外を見ると、いつのまにか雪が冷たい雨に変わっている。

今夜はひとりで過ごそうかなぁ。

ま、こういう日もある。

 

久々に大好きなくるりの『ばらの花』を聴く。

大袈裟ではなく何百回と聴いた、この臆病で繊細な曲。

雨だれとよく合う。

 

雨降りの朝で今日も会えないや

何となく でも少しほっとして

飲み干したジンジャーエール 気が抜けて

 

安心な僕らは旅に出ようぜ

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ

 

愛のばら掲げて遠回りしてまた転んで

相づち打つよ君の弱さを探す為に

 

安心な僕らは旅に出ようぜ

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ

僕らお互い弱虫すぎて

踏み込めないまま朝を迎える

 

暗がりを走る 君が見てるから

でもいない君も僕も

 

最終バス乗り過ごしてもう君に会えない

あんなに近づいたのに遠くなっていく

だけどこんなに胸が痛むのは

何の花に例えられましょう

ジンジャーエール買って飲んだ

こんな味だったっけな

ジンジャーエール買って飲んだ

こんな味だったっけな

安心な僕らは旅に出ようぜ

思い切り泣いたり笑ったりしようぜ

   

明日は晴れる模様。

料理好きで、ついでに天気予報にも詳しい友人からの親切な電話。

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