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2008年5月30日 (金)

考えて考えて行き着く先は、やっぱりシンプルだ。

真っ青な空に、乾燥した空気。

15分も歩いたら汗が滲む。

夏も近いなぁ。

 

4月半ばに仕事を辞め、約1ヶ月半もの間ニートをしてましたが、

来週からバイト生活再開です。

日本食料理屋さん2件をかけもち。

今週は、それぞれ2日づつトレーニングに入ってました。

・・・この年で、またバイト生活って、どうなんですか?

考えると不安定さに押しつぶされそうになるので(というかこの1ヶ月半のニートの間に半分押しつぶされてたけれど)、

こういう時期もあると、開き直ることにします。

 

この2件の日本食レストランですが、全く様子が異なり、

1件は明らかにいかがわしいというか、なんちゃってというか、

カナディアン向けのレストラン。

お客さんはネイティブがほぼ100%を占める。

寿司ピザ、ドラゴンロール、ホッケー刺身、、、など、意味のわからないメニュー満載。

オーナーは日本人&中国人夫婦だけれど、キッチンは全員中国人。

英語一切通じません・・・。

中国人、強し。

言葉の違いなんて、文化の違いなんて関係ないぜ。

どこにでもコミュニティーを作り上げて生きていってしまう逞しさというか強かさ。

通じないと分かってるはずなのに、どこまでも中国語で話しかけてきますから。

私も通じないけれど、日本語と英語で答えてますから。

無理矢理な異文化コミュニケーションです。

 

そしてもう1件は、このマルチカルチュアルなトロントにあって、生粋の寿司屋。

もちろんスタッフ、オーナー全員日本人。

このオーナーがいかにもな頑固親父で、北米のジェントルマンに慣れてしまった身には笑えるほど純亭主関白な日本人。

「もっと前に立っとけ」

「お茶出せ」

まかないのときには、お茶碗を差し出して、「おかわり」・・・。

手のひらに刺さったトゲを、ピンセット持ってきて、「抜いてくれ」。

私は彼のなんなんでしょうか?

完全に、笑えるほど顎で使われている。

でもなんだか懐かしいような・・・嫌いじゃない。

・・・M?

イチローもトロントに試合に来たときは必ず立ち寄る店らしく、再来週にも来店するとのこと。

同じ愛知出身だし、オーナーは愛知と相性がいいらしく(どんな?)、

「じゃ、イチロー紹介してやるよ」と言われた。

あなたはイチローのなんなの?と言いたかったけど、切れられるだろうから笑顔見せときました。

というわけで、これから3ヶ月ほどは、短期アルバイターです。

 

そしてバイト探しと並行してやっていたアメリカのビザ申請の書類の準備がほぼ整いました。

あとは、ビザ申請会社に書類をチェックしてもらい、訂正部分を直して清書したものを再提出しなければいけません。

7月半ば頃には、書類審査が通ったかどうかが判明するはずです。

書類審査が通らなければ、そこで終了。

審査が通れば、次は面接準備。

この面接が結構きついとのこと。

ニューヨーク本社の人事担当の方がたまたまトロントにいらっしゃって、今日はお昼を一緒にしてきました。

彼女は学生の頃からずっとニューヨークにいるため、経験も情報も豊富で、話を聞いていて刺激を受けました。

私のビザが通るかどうかは全く分からないし、通ったとしてもどの都市で働くことになるか分からない(おそらく、ワシントン、ニューヨーク、ボストンのいずれかになるけれど)。

アメリカでの生活はトロントでの生活よりも厳しくなることは間違いない。

 

今の私は、たった2,3ヶ月後の自分の状況すら分からない。

でももう動き出してしまったので止められない。

不安になりすぎて、何もかも投げ出して忘れて今すぐ日本へ帰りたいって、つい数日前も思ったっけ・・。

翌日朝には、やっぱりがんばろうと思い直したり。

なんて情緒不安定。

まだ28年しか生きていないけれど、今まで生きてきた中で1番不安で、心細くて、悩んでいる時期な気がする。 

弱音もしょちゅう吐くので、私の大切な人たちには

心配や迷惑ばかりかけてしまう。

 

でも、自分で決めたんですよね。

だから、途中で投げ出せない。

だから、どんな結果にも満足できる自分でいたい。

トロントで過ごしたこの長い冬と、そしてこれから過ごす残りの3ヶ月は、

きっとずっと忘れられない日々になると思う。

悩んで迷って励まされて流されて考えて決めたと思ったらまた迷って。

最終的には何に不安になってるのかさえ分からなくなったり・・・。

こんな時期もあるんだねー、なんて、客観的に自分を見てみたり。

もう1ヶ月半不安になり続けて疲れたので、

いいかげん、

今思えることは、シンプルになってきたらしい。

トロントの素晴らしい夏を楽しんで、ここでの生活を胸に焼き付けること。

大好きな人たちに何かを与えられるように。

そして8月末に笑って日本に帰ること。

それだけ・・・ですね。

アメリカビザが通ったなら、、またそこで頑張るのみ。

人生、どう転がるかなんて全く予想不可です。

でも、どう転がっていきたいかっていうビジョンが少しでも描けているのなら

やっぱりそんな方向に転がっていく気もします。

私はどんな風に転がっていくんだろ。

楽しみで、とても怖い。

怖いけど、やっぱり楽しみ。 

ほら、情緒不安定。

 

私は、結婚がしたくなってきた。

これもシンプルに行き着いた答え。

・・・まずは自分、頑張ります。

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2008年5月19日 (月)

南ドイツ(終)

帰りのフライトは約45分程遅れたものの(毎度のこと?)無事離陸。

機内では、、、やっぱりベイビーが泣いている。

そしてフルーツミールはつまらなさすぎる。

ほんとにフルーツしかないし、、みんなが朝食サンドウィッチ食べてるのに、私はバナナとリンゴ丸ごとだし。

でも幸い隣に座ったおばあちゃんはかわいらしい。

途中手元が震えてジュースを多少こぼされたけど。

気にしない、気にしない。

 

素敵な旅だった。

こんな旅ができて私はなんて幸せ者なんだと、何度も思った。

所詮、私にとっての幸せなんて、何気ないけど楽しい会話と、おいしい食事、お酒と、素敵と思える人々と、音楽と、緑に囲まれてれば、満たされてるといっていい。

だけど、この幸せを感じられる瞬間は意外と少ない。

幸せを感じられるレベルを私はいつも低くしていたい。

そのほうが楽しい人生だと思う。

   

そして1週間だけだけれど、住み慣れたトロントを離れてよかった。

おかげでトロントも恋しくなった。

ドイツに入って2,3日はひたすらトロントの混沌さというか適当さと、南ドイツの穏やかさというか上品さを比べてしまっていたけれど、

旅の後半にそのトロントの適当さが恋しくなっている自分に気づいた。

間違いなくトロントは私にとって第2の故郷になっている。

特に有名な観光地でもなく、とびきり美しい街並みもなく、人々はあらゆる言語で話し、地下鉄は汚いし、店員があり得ないほど無愛想なこともしばしば。

だけど、恋しくなるんだなぁ。

トロントに戻ったら、友人達に「なんかすごくリラックスして新鮮に見えるよ、いいね」と言われた。

顔に出ている・・・。

戻りたい場所には、やっぱり戻りたくなるほど会いたい人たちがいる。

思えばこのトロントにいるのもあと3ヶ月くらいなんだなぁ。

日本へ帰国したらこの街を苦しくなるほど恋しくなるんだろう。

日本に帰りたいと思うのに、日本のことを胸が苦しくなるほど恋しく思うことは少ない。

なぜなら、そこは帰る場所だから。

大きな家族のようなものだ。

帰る場所は、待っていてくれるという安心感があるから、恋焦がれることはない。

だけど、いつだって帰る場所は1つだけ。

"There is nowhere like a home"

旅は生涯続けていきたい。

新しい場所を知ることで、自分の故郷の素敵さも感じられるから。

トロントも私にとって長い旅の一つ。

短い南ドイツの旅は、私に、これからトロントで過ごす3ヶ月分のパワーを与えてくれた気がする。

ダンケ!!

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(名古屋人なら迷わずカメラを向けてしまうでしょう、ミュンヘン版ナナちゃん!)

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2008年5月17日 (土)

南ドイツ(3)

<DAY 4>

日曜日。

日曜はどの美術館も入場料が1ユーロになる。素敵です。

10時の開館を待って、ノイエ・ピナコテーク(NEUE PINAKOTHEK)へ。

ここには19世紀以降の絵画が集められている。

特にドイツ絵画、フランス印象派の絵画が多かった。

ドイツ人画家は聞いたことのない人たちもたくさんいた。

印象派絵画はやっぱり分かりやすいというか、単純にきれいと思える絵が多くて、そういう意味でも好き。

トロントのシェアハウスのエントランスには、このノイエ・ピナコテークにあるモネの睡蓮がたて掛けられてたっけ。

これもなにかの縁かな。

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緑の多い庭を横切って、向かいに建っているモダン・ピナコテーク(PINAKOTHEK DER MODERNE)も見学。

現代アートの美術館としてはドイツ最大規模らしい。

工業デザインのコレクションも豊富だった。

現代アートは、作者や、その作品が創られた背景とかを特に知っていなくても楽しめる。

ときどき理解不可能な作品もあるけれど、、、それがアートなんだろう。

芸術家は芸術そのものが目標だろうから、そこに他人の理解をあえて求めてはいない・・・のだろう。

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カフェでぼんやりしてから、マリエン広場あたりで昼食。

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このパスタがやたら美味しかった。

食事が運ばれてきたのを待っていてくれていたかのように、

私達のテーブルの隣では、おじさん達の路上演奏がはじまった。

ベースとクラリネット。

週末の小遣い稼ぎに路上で演奏しているおじさん達の音楽を聴きながら、最高の天気に、最高のビールとパスタをパティオで楽しむ。

昼間からほろ酔いになるはずです(言い訳?)。

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気分の良いまま広大な英国庭園へ。

この公園が本当に広い。

ミュンヘンっ子達があちこちで寝そべっている。

家族、カップル、友人同士・・・。

ビール片手に話し込む人々、水着で日光浴を楽しむ人々、静かに読書をする人々・・・。

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この公園で1時間以上のんびりしたくせに、夕食までさらに1時間ほどの昼寝(ほんとに申し訳ないほど、日曜日を満喫・・・)。

夜は、友人の同僚も含めて食事、そして飲み。

ビール、ワインと存分に飲んで、語ったような。

一人ボトル1本づつは空けたと思う。

1日を通してのアルコール消費量は本日がこの旅で1番。

海外でいろんな立場の人達と出会って話すと刺激を受ける。

こういう生き方、考え方もあるんだなぁなんて。

いくつになっても、人の考えを素直に聞ける素直さというか、気持ちのゆとりというか、

完全になにかに染まってしまっていない透明感を心のどこかに持っていたいと思う。

たいして特別なことをしていないのに、すごく充実した日を過ごせた日がするなぁ。

それは、小さな幸せみたいなものを、いちいちいろんな場面で感じられたからでしょうか。

 

<DAY 5>

行く予定はなかったけど、ミュンヘンから列車で約1時間半で行けるということで、オーストリアへ入国。

ザルツブルグへ。

知る人ぞ知る、モーツァルト生誕の街。

中世が息づく美しい街です。

昼食に、ビーフシチューとやっぱりビールを楽しんだ後、ホーエンザルツブルク城塞へ上る。

暑いし、坂道が続くし、途中でばてかけましたが、城塞から見下ろす旧市街は美しい。

さすが世界遺産にも認定されてるだけある。

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6月にヨーロッパ選手権の会場の一つになっているため、みやげ物屋にはグッズが多く陳列・・・特に惹かれるものはなし。すみません。

 

夜7時頃にはミュンヘンへ戻り、帰国準備。

そしてドイツ最後の夜はまったりと過ぎる。

短い滞在だったけど、なんだかぎゅっと凝縮して楽しめた。

うん、満足。

後ろ髪引かれる魅力はありすぎるけれど、そんなものを気にしているときりがないので。

この最高に満足した状態で帰ろう。

ぐっすり眠れた最後の夜。

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2008年5月16日 (金)

南ドイツ(2)

<DAY 3>

朝9時に起床して、列車で次はミュンヘンから北へ約2時間。

フュッセンという街へ向かう。

このフュッセンまでの車窓が素晴らしい。

「景色見てる姿、まるで子供だったよ」

と、友人に言われた。

なんて素敵な色彩。

丘陵が続くその先には絵本に出てくるような家々。

狭くて白い小道がどこまでも続いていく。

そして、遠くにはまだ雪をかぶった山々が見える。

・・・山が恋しかったんです。

ほんとうに。心の底から。

だって、トロントはまったいらな街だから・・・。

列車の窓を開けて、気持ちいい風に吹かれて、最高の景色を見ていたときの私は、

確かに子供のようだったかもしれない。

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なぜフュッセンに来たかというと、そこから、かの有名なノイシュバンシュタイン城に行けるからなのです。

この城は、ディズニーランドのシンデレラ城のモデルにもなったロマンチックで美しい城です。

写真は少し離れた峡谷にかかるマリエン橋から撮ったもの。

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ロマンチックでしょう。

そして、城からの眺めも素晴らしい。

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天気も良くて暖かく(軽く汗ばむほど)、自然も多くて、

「気持ちいい」ってこういうことなんだと実感。

 

フュッセンからは同様に列車でミュンヘンへ戻り。

途中トイレに行きたくなって2等席を通ったら、

大量のビールをケースごと持ちこんだおじさん達グループがちらほら。

みなさんいい感じで酔っ払ってました。

そして、私に向かってビールを差し出し、なにやら絡んでくる・・・。

ドイツ語全くわかりませんが、おそらく「飲め!」と言っていたんだと思う。

真昼間なんですけど・・・。

でも、そういう感じ大好きです。

酔っ払いに絡まれても許してしまうような雰囲気なのです。

 

ミュンヘンに戻ったら軽くピザとビールで乾杯。

ピザもいちいち美味い。

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綺麗な景色を見て、優しい人々に囲まれて、美味しいものを食べられて。

こうことを幸せっていうんだ!

日焼けした唇が真っ赤になってしまって、リップ不要。

でもちょっと痒いな・・・なんて思いながら3日目も終了。

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高い空にはちっちゃな三日月が。

今日も幸せ、世界には美しいところがこんなにたくさんある。

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南ドイツ(1)

<DAY 1>

ミュンヘン到着は8日の午前10時頃。

街を少しぶらっとしてから、昼食は早速の和食、、、。

友人がおすすめの「ミタニ」という日本料理屋さん。

にぎり寿司ランチを。

・・・うまい!!

日本で食べるお寿司と同じ味。

そしてお洒落で落ち着く店内。

夜もきっと素敵な居酒屋さんになるんだろうなぁ・・・。

トロントにはミュンヘンの何倍もの和食屋さんがあるのに、

この「ミタニ」で食べた和食がこの1年で食べた和食で1番美味しかった・・。

時差ぼけやフライトの疲れもあって昼寝をしてしまい、

起きたらもう夜の7時過ぎ。

それでもまだまだ明るい。

夕食は世界的にも有名なビアホール、ホフブロイハウスへ。

ミュンヘンでは年に1度「オクトーバーフェスティバル」というビール祭りがあるのだが、

このホフブロイハウスはそのメイン会場にもなる。

ビール1杯が1リットルサイズ!

ビール飲めない人には無理です。

そしてジョッキが重いです。

生バンドは民族音楽を演奏しつづけ、

テーブルのあちこちでは「Prost!(乾杯!)」の掛け声があがっている。

男女お構い無しに大きなジョッキを持ちあげて話す、笑う、歌う、そんな感じ。

今日はまだ木曜なんだけどね。

さすがビール大国。

私もパティオで存分にビールと、豚肉、ソーセージなどドイツ料理を楽しむ。

気分の良いまま再び眠りにつくはずが、、やっぱり眠れなかった。

「Sex and the city」のDVDを午前3時近くまで見続けた。

写真は、新市庁舎と、マリエン広場あたりを写したもの。

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<DAY 2>

列車に乗って、ミュンヘンの西にある街、ウルムへ。

ドイツの高速列車ICEへ乗車。

私は旅行会社で働いていたおかげで、ディスカウントの1等車列車パスを購入していたので、当然1等座席へ。

・・・美しい。

そして、列車が早い、静か。そして時間通りに出発。

これは当然のことかもしれないけれど、トロントの列車に乗り続けてきた私には

全てが感動。

さすがドイツだと思う。

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ウルムまでの美しい車窓を楽しみながら、約1時間半で到着。

ウルムには世界一高い大聖堂がある。

これは登ってみなきゃいけないと登り始めたものの・・・。

こんなに鼓動が早くなって息がきれたのはいつぶりだろうというくらい大変。

狭い螺旋階段をひたすら768段登る。

高所恐怖症の人は絶対無理だと思う。

それでも、頂上から眺める景色には息がとまる。

一人で「すごい!」と感嘆の声をあげる。

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塔からドナウ河の流れを眺めていたら、

昔読んだ、宮本輝の『ドナウの旅人』を思い出した。

父親をおいて「ドナウ河沿いに旅をしたい」と言って出て行った母親を追い、娘とその元恋人が、西ドイツからドナウ河に沿って旅をしていく物語。

流れる河みたいな人間関係の深さというか難しさみたいなものを感じたし、

同時に情景描写がとても豊かだったので、とにかくいつかドイツへ行きたい、ドナウ河を見てみたいと思ったのを覚えている。

大聖堂から降りた後は、ドナウ河沿いをぶらぶら。

水着で日光浴をする人々もちらほら。

そして、そのまま中世の面影を残す木組みの家が立ち並ぶ地区へ。

可愛らしいレストランのパティオで昼食をとった。

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ホワイトアスパラガスはこの時期にしか食べられないものらしく

あらゆるレストランや屋台で売られていた。

バターでソテーしたもので、とても優しい味。

ポテトにかけるソースもおいしかった。

そして天気もよく、ビールもすすむ。

 

ウルムを出たあとは、アウグスブルグという街へ列車移動。

この街はウルムに比べてずっと都会。

ロマンティック街道最大の都市らしい。

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チョコレートやら、かわいいバッグやら、この街でお土産を多く購入したような。

街を散策して、フッゲライへ。

これは世界最初の社会福祉住宅らしい。

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フッガー家が建設したかつての救貧院で、今も老人専用のアパートとして使われている。

なんと、年間家賃が0.88ユーロとのこと。

今でも昔と同様に利用されているという点が素晴らしい。

夜8時にはミュンヘンへ戻って、カフェ・シュヴァービングにて夕食。

相変わらず、ビール、ソーセージ美味し。

そして、ぐっすりと眠る。

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2008年5月15日 (木)

南ドイツ(序)

ただいま、トロント。

南ドイツから無事に帰ってきました。

美しい自然、街並み、穏やかで親切な人々、やっぱり旨いビール。

そして、『色』に魅せられた旅だった。

久々に住んでみたいって思えた街、ミュンヘン。

オンシーズンのヨーロッパを訪ねたのが初めてだったからかもしれないけれど、

天候も最高で、真っ青に突き抜ける空と、生い茂る緑の対比の美しさに

到着したその瞬間からときめいた。

 

トロントからは約8時間のフライト。

機内では、隣に座ったおじいちゃんがひたすらビールを飲み続け話しかけてくる。

ベイビー達は示し合わせたように交互に泣き続ける。

ベジタリアンミールがまずすぎる。

・・・そんなわけで欲求不満がつのるフライト。

それでも、ミュンヘンに到着する際に窓から見えた景色の美しさに疲れも吹き飛んだ。

木々の緑と、菜の花畑の黄色、そしてところどころに点在する屋根のオレンジ色。

美術の時間が好きで、その中でも特に色をつける作業が大好きだった。

ここで育ったら私はもっと美しい絵が描けたのかもしれないなと思ってしまう。

 

空港まで迎えに来てくれた友人の車で

市街への道を走り抜ける。

ひたすら、緑、黄、そして突き抜ける空の青。

肌で感じた。

鼓膜の奥のほうから興奮の音が聞こえる感じ。

この街が好きになる。

素敵な旅になる。

そして私の直感はやっぱりあたった。

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2008年5月 7日 (水)

桜づくし、そして相変わらずな私。

ハイパークへ行ってきました。

この公園には、約50年前に日本人の手によって植えられた桜並木があります。

去年見過ごしたので、今年は見れて大満足。

トロントから桜をお届けします。

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なかなか綺麗でしょう。

日向ぼっこをしている老人達に混じりながら、

私もぼんやり読書したり、うとうとしたり。

平日の昼間に、こんなに静かでゆったりと時間を過ごしてていいのかとも思いましたが、ま、、、いいでしょう。

 

夜には、急にバイトが休みになった友人からの誘いで食事に。

その後は、"kaiseki SAKURA"にて1杯だけ飲み。高いんで・・・。

トロントのベストシェフにも選ばれた日本人シェフの経営するレストラン&バーです。

http://www.kaisekisakura.com/

店全体が桜づくし。

酒カクテル美味し。

バーテンの人が、以前、私から航空券を買ったお客さんで、

「かおりさん?」と、覚えていてくれたり。

世間は、トロントは、狭い。

たった1杯しか飲んでいないのに、昼間の桜やら、友人の笑顔やら、

店員さんたちとの他愛無い話に、ゆるみきった私は軽くほろ酔い。

良い夜でした。

 

実はこの1週間、仕事もやめていっきに時間のできた私は、リラックスできるどころか

いろいろ先行きが不安になってしまい、精神的に落ちに落ちてました・・・。

なんだか私自身、そして私の周りの全てに「確実なもの」が見えなくて。

「確実なもの」が何かは良くわかりませんが、とにかく全てに対して不安になってました。

あいもかわらず、浮き沈みの激しい性質なので。

昔は、「確実なもの」なんて考えたことなかった。

良くも悪くも、成長している証拠なのかもしれません。

 

だけど、自分が沈んでいるときには特に、周りの優しさを感じられます。

ほんとに。

 

「Enjoy your life, Life is short, one time, and changing. Pure life!!」

友人から言われました。

彼女は本当にいつも、自信に溢れていて、前向きで、パワーをくれる女性です。

元気のない私の声を聞いて、大量のスナックと酒を持って、家へ来てくれました。

 

「信じると、ずいぶん楽になりますよ。」

日本の元後輩がメールをくれました。

素敵な言葉だと思いませんか。

そして、その通りだと思います。

自分を信じて、相手を信じる。

自分の選んでいく道を信じて、自分を選んでくれた環境を信じる。

難しいようで、実は簡単なのかもしれない。

直球の作戦。

信じるという作戦。

それで負ければ、それはそれで潔い。

 

「You are not changed at all from I saw you at the first time. Believe yourself.」

トロントでは1番長い付き合いの、元バイトのボスから言われました。

彼は私と初めて会ったときをすごく覚えていると言ってくれます。

1年の間にいろいろあって、私自身、そして私の周りの環境も大分変わったように思います。

自分が変わってしまっていないか、芯がぶれていないのか心配で、不安でした。

でも、初めて会ったときの印象から全く変わってないよという彼の言葉に、なんだか安心しました。

 

自分勝手な私は、楽しくて、忙しくて、調子に乗っているときは、周りの優しさをすっかり忘れてしまってます。

だから、へこんだときにしか、その大切さに気づくことができない。

・・・なぜか。

分からないけれど、一つ思うのは、

楽しいときは、誰といても楽しい。

でも、へこんだときに、負けそうなときに一緒にいてほしい人は、とても限られている。

自分の弱さを見せられる人はもっと少ない。

そんな人たちを大切にしなければ。

不安になっていても仕方がない。

思えば、トロント生活もあと4ヶ月をきっている。

笑って過ごさなければ後悔するに決まってる。

 

明日から、南ドイツへ行ってきます。

短い旅だけれど、

何が私を待っているんだろう。

私は何を見つけられるんだろう。

楽しみです。

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