« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »

2007年9月26日 (水)

トロントの愛すべきものたち

インターンシップが無事8月で終了したのとほぼ同時に、家族、親友、相方がそれぞれトロントへ来てくれました。

私もトロントでの生活が半年経った後のバケーションということで、訪問者達とニューヨークやモントリオール、ケベックなどを回ってきたのですが、再び一人になって9月末から10月にかけては、バイト中心生活になります。

11月以降の生活は、また少し環境も変えて、何か新しいことへの挑戦も考えてるのですが・・・。

 

で、ふと思ったのですが、あまり私の身の回り(トロント)のものを紹介していないようだったので、まとめて適当にアップしてみます。

どうでもいいようなものもありますが、とりあえず私が日々生活していくなかで愛着を感じているものばかりです。

 

まずは、

やっぱり愛すべきバイト先、PITA PANでしょう。家族経営の小さな店ですが、ここのおいしいまかないと、ラビの兄的優しさに、生活面でも精神面でもどれだけ助けられていることか!

ちなみにこの写真はプライド・パレード時のものです(緑の看板)。思い出すだけで疲れます。

Pict1200_3

   

私の家から徒歩7,8分のところにある公園。

いたるところに公園があるトロント。特にこの公園は高台にあるため、ダウンタウンが見下ろせ、夕焼けも美しく見える、私の1番のお気に入りの場所。午前中には近くの小チャイナタウンの中国人たちが太極拳をしています。

チャイナタウンでの買い物がてらにただぼんやりしてみたり、ちょっと考え事があるときなど、一人でぶらっと来る場所です。

Pict1297

 

マイ・チャリ。

彼のおかげで定期代がういている。そして夏の間こぎ続けたおかげで、何年かぶりのチャリ焼けもできた!12月くらいからはさすがに寒さで冬眠させてしまうかもしれないけれど・・。

Pict0217

 

FUTURE'S CAFE。

ここのブランチはおいしい。そして常に5種類以上のチーズケーキがおいてある!トロント大学の近くにあるため、学生客が多く、遅くまで開いているので、飲んだあとに、まったりするような場所としても頻繁に利用しています。

Pict0215

 

YOGA SANCTUARY と NEW YORK CAFE。

最近さぼってますが・・・週1くらいで通っているヨガスタジオ。家から徒歩3分。

そして、その建物の1階にあるNEW YORK CAFE。トロントなのにニューヨーク、ニューヨークなのに、ギリシャ人経営。体全体にタトゥーを入れたごついおばちゃんが荒々しく接客してくれます。安いワインと大雑把な味のアップルパイが結構おいしい。なんだか居心地が良くて、ヨガ帰りによく友人と長居しています。

Pict0216

 

最後にコリアンタウンにあるスーパーマーケット『P.A.T』。

ここには、日本の食材も数多く揃えられているため、愛用しています。さすがにキムチの品揃えは驚くほどで、韓国人の友人お勧めのキムチを購入したおかげで、ここ1,2ヶ月はずっとキムチ料理をつまみにビールを飲んでいるような・・・。

Pict0218

 

・・・とりあえず、今回はこんな感じでしょうか。

また、いつか思いつくままに紹介します。

きっと、どんな場所にでも、長く住めば住むほど、愛すべきものたちは増えていくはずなので。

| | コメント (8)

2007年9月15日 (土)

親友キタル。

親友がトロントへ会いにきてくれました。

8月末~10月始めにかけては日本からの訪問者が次々と私に会いにきてくれます。

シアワセ者です。

9月6日~13日という短い間でしたが、トロントのあちこちを案内して、

私のトロントでの友人達も紹介して、ナイアガラへももちろん行って、

そしてニューヨークへも行ってきました(NYに関してはまた別の機会に写真等アップします)。

半年前に涙の別れをしてからの再会、そして一緒に過ごした1週間は本当に濃厚で充実したものだったように思います。

 

親友の母から日本のお土産を頂きました。

するめいか。

アーモンドフィッシュ。

どて焼き。

完全につまみです。確かに好きだけど、間違いなく私をおっさん扱いです。

そして、

 

「なごやん」。

 

東海地方のおかんは思いつく土産といったら「なごやん」なんでしょうか。

こないだ母からもらったなごやんを食べ終わったとおもったら、今度は親友おかんからの「なごやん」。

こんなに「なごやん」食べ続けたことなんて日本にいたときにもない。

1日1なごやんです。多少プレッシャーです。

 

というわけで、あっという間に過ぎ去った親友滞在ですが、お馴染み空港まで見送った後は、お馴染みにまた寂しくなり、とぼとぼと家まで帰りました。

その帰り道、彼女と数年前久々に再会した日を思い出していました。 

 

彼女とは小、中学校と同じ学校へ通い仲も良かったのですが、高校、大学の間は全く連絡をとらず疎遠になっていました。

そしてお互い社会人になって数年経ったある日、帰宅途中の電車で彼女が突然話しかけてきたのです。

それからの私達は数年間会わなかった時間など忘れたかのように意気投合し、しょっちゅう一緒に会うようになりました。

一緒にお気に入りの居酒屋の常連になって、

週末は朝からモーニングめぐりをして、

年末年始には、反省会とともに決起会もして、

どうでもいい話を長々とカフェで話し込み、

将来の不安や希望や悩みを何度も繰り返して、

後ろ向きになったり、前向きになったり、情緒不安定になったり、

まるで高校生の延長です。

あくまで三十路前の女性達です。

そうなんです、女同士の親友関係なんて年とともに変わることなんてないのです。

変わりたくもないとも思うのです。

仕事が変わったり、住む場所が変わったり、彼氏が変わったり、

名字が変わったり、体重が変わったり。

そんな変化とは関係なく親友との関係は不変なものだと思うのです。

 

私がトロントへ来る前に彼女から手紙を渡されました。

そこには、彼女にとっての私の存在の大きさが書かれていました。

私のことを芯があるけど柔軟で自然体な女性だと言ってくれていました。

私は彼女のそんな素直で、女性らしいところがいつもうらやましかったのです。

初対面の人を一瞬でぐっとひきつけてしまうような華のある女性です。

はたからみたら、何をお互い褒めあっているんだと思うかもしれません。

でも、私はお互いを親友だと認め合って、お互いの良さを尊敬しあって、そしてだめなとことをだめ出し合っていけるような存在がいることを結構自慢に思っています。

 

数年前、あの電車に乗っていて良かった。

偶然ではなく必然と思える再会。

きっと「縁」というのはこういうことを言うのかもしれない。

あの時、躊躇せず私に話しかけてくれてほんとうにありがとう。

先ほど、彼女から無事日本へ帰国したとのメールあり。

これからもお互いでこぼこに生きていくんだろうなぁ。

でも、一緒にワラエレバ、良しとします。

そんな親友、

万歳。 

| | コメント (8)

« 2007年8月 | トップページ | 2007年10月 »