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2007年7月26日 (木)

ワラエレバ的ミテミレバ①

昔から、なぜか私が薦める映画は、たいがい眠くなるか、つまらないか、イマイチ意味が分からない。と友人達から言われることが多い。

自分が良かれと思って薦めたものに賛同してもらえないことほど悲しいことはないかもしれない。

自分の感じ方が、他の人と多少ずれているのかも、、と不安になったりもする。

そういや、泣き所が違う!と指摘されたこともあったけ。

そんなの、人それぞれ違うに決まってる。

 

・・・ということで、懲りずにここでも映画を紹介していきたいと思います。

あくまで紹介するだけです。

観る、観ないは個人の自由ということで(かなり弱腰・・)。

 

「カタクリ家の幸福」

カナダから第1回目に紹介する映画が邦画というのはおかしいと思いますが、

実はカナディアンの友人に、かなり薦められて一緒に観たものです。

「The Happiness of The Katakuris」!

「ハッピネス オブ カタクリス」!

と薦められても、”カタクリス”って何のことだか分からなかったのだけれど、、

なるほど、カタクリ家ね、名字だったのね、、そんな名字聞いたことない。

どうりで辞書で調べても見つからなかったわけだ、と納得しました。

一言でいえば、クレイジー映画。です・・。

ホラーで、コメディーで、そしてミュージカル。 

はい、想像がつかない感じかもしれません。

あの三池崇史監督が、韓国映画「クワイエットファミリー」をもとにミュージカル仕立てにリメイクしたものらしいです(2002年公開)。

 

リストラをきっかけに田舎でペンションを経営し始めた家族6人。

でも、めったに観光客が来ないペンションに、やっと来た客達は、なぜか謎の死を遂げていってしまう・・。死体を裏山に隠し、何もなかったように振舞おうとしたのが運のツキ。

・・・果たしてこの家族に平和は訪れるのか!?

という内容です。

出演者も豪華で、夫婦役にはジュリーこと(古い?)沢田研二&松坂慶子。子供役には武田真治&西田尚美。おじいちゃん役には丹波哲郎。その他にも、私の愛する忌野清志郎兄さんがイギリス国王の血をひくアメリカ軍人(?)をやっていたり、竹中直人がちらっと出演していたりします。

ミュージカル映画が苦手な人達は、なぜそこで踊って歌うのか意味が分からない。という理由をあげる人が多くいますが、この映画はそこを逆手にとっている感じです。

そこでも踊るかっ!?とつっこみたくなる場面満載です。

恋に落ちては歌って踊る。

死体を見つけては歌って踊る。

警察が取調べに来ても歌って踊る。

そんな感じです。

とりあえず、踊ってみる。その踊りが全くそろってなくて、独特で、本気のミュージカル映画製作者から見れば間違いなく撮り直しのものだと思います。

「ダンサー・イン・ザ・ダーク」もびっくりです。

最初は軽く失笑でしたが、途中からは友人とともに爆笑でした。

この映画のシュールな笑いは国境を越えました。

出演者全員が自分を捨てています・・・。

そして丹波さん。ひときわ光を放っています。

ここへきて、いまさらながら日本映画界は惜しい人をなくしてしまったのだと実感。

ひたすら笑ったあげく、最後には、軽く「家族ってやっぱりいいな・・」なんて思えてしまうのもこの映画の良さ。

 

日本はもうそろそろ梅雨明けをするみたいですが(もうしました?)、退屈な雨降りの日に、軽い気持ちで見てみるのをお薦めします。

間違っても、わざわざカップルで観るものではないです(あくまで弱腰・・)。

私は原案となった「クワイエット・ファミリー」を友人と見てみようと計画中です。

ワラエレバ的ミテミレバ。

かなり不定期に紹介していきます。

決してカナダネタがきれてきたわけではないです、あしからず。

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2007年7月15日 (日)

小さな革命

コロンビア人の常連客が持ってきたCDが、ずっと店内にかかっていたおかげで、

朝からラテン気分満載でバイトすることができました。

 

友人が昨日からキューバ旅行へ発ったのを尻目に

キューバ音楽と、葉巻と、ラムと、ハバナの粋なおじちゃん、おばちゃんを思い浮かべながら

Buena Vista Social Clubなんかを聴きながら

カストロ議長の容態ってどんなだろ?とかぼんやり考えながら

チェ・ゲバラに思いを馳せて、「モーターサイクル・ダイアリーズ」をまた観ようかなんて思いながら、

雨降りで肌寒いトロントの、古い部屋で、

旅に出る時間もお金もなく、

一人ひねくれている、

・・・私です。

想像力の豊かさだけは誰にも負けないし(軽く妄想族)、

感受性の鋭さは年を重ねたって衰えない自信がある。

ただ、現実は厳しい。

リアリティ・バイツです。

いつか近い将来、私もキューバへ行ってみせる!

 

 

話を切り替えて、、、

2週間前から、とうとうインターンシップが開始しました。

このカナダ滞在の大きな目的の1つでもあったインターンです。

7,8月の2ヶ月間働くことになりました。

マーケティングに興味があったので、その方面でのインターンを希望していたのですが、

旅行業での経験があるということで、最終的に旅行会社のマーケティング部門でのインターンをすることになりました。

月~金の午前中のみ働くのですが、もちろん無給です・・・(有給のインターンもあるけれど、その場合はかなり受け入れてくれる会社にも限りがでてくるので)

会社名はHorizon&Coといって、いわゆる高級マーケットのみをターゲットにして旅行を作っている、Boutique travel company・・・らしいです。

すべてのツアーがユニークでこだわりがあって、行き先も秘境系が多いので、客観的に見ていてもかなり面白い。

よかったらホームページを覗いてみてください。美しくてお洒落です。

http://www.horizon-co.com/

オフィスも倉庫かなにかを改築したところらしく、オフィス!という堅苦しさは全くなく、2階が吹き抜けになっていて、オープンな空間です。

毎朝行われるミーティングもみんなとてもカジュアルに意見を言い合い、プロジェクターを1,2階の吹き抜け部分の壁に映し出しての様々な報告は、ちょっと素敵。

3人の男性によって共同に経営されており、それぞれみんなフレンドリーで話しやすい。

スタッフもお洒落できれいでかわいらしい人が多い。

私のほかにも4,5人インターンとして働いている人たちがいます。

特にカナディアンのクリスタルは、その名前のごとく、クリスタルのごとく輝いている・・。

お洒落できれいでセクシーで、、、軽く惚れながら、ちら見しながら仕事してます。

通常、ガイジン(ここでは英語が母国語でない人として話します)が海外でインターンをする場合は、データのアップデートとか、資料作成とか、インボイスのチェックとか、そういった初歩のこと(雑用・・)をして、企業の流れを勉強するということがほとんど、と聞いていたのですが。

私は、なぜか、あるツアーのマーケティングの一部を任されてしまい、かなりいっぱいいっぱいな2週間でした。

私が旅行業界で経験があること、日本人であることという理由だけで任されたものというのが、、

「2008年マスターズ観戦ツアー」の日本人客拡大。というものです。

私、ゴルフに関する知識は無なんですけど。

しかも興味も特に無し。

マスターズって、、、言葉を聞いたことがあるくらい。

ということで、この2週間はひたすら日本のゴルフ市場についてリサーチしたり、ボス(アンドリューというとても素敵なダンディーなボスです。社長の一人)に勉強会をしてもらったり、ツアー内容を理解することで過ぎました・・。

世界のゴルフ人口の4分の1が日本人らしいですよ。

マスターズのチケットって一般人には入手不可なものらしく、

このマスターズの行われるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブでの一般人のプレイは不可能に近いらしいです。

なんでもビル・ゲイツが大金を積んでもプレイを許されなかったとか・・・

というわけで、このチケットを手配できる数少ない旅行会社の一つが私の働くHorizonらしいです。

今後は私が直接、日本人ゴルフ客を扱う旅行代理店や、ゴルフクラブに、このツアーのPRをしていくことになるようです(他人事のように言ってるけれど全て自分作業・・・)。

英語のパンフレットを日本人用に翻訳を始めたのですが、読む人を惹きつけるような日本語に翻訳することって本当に難しいんですね。英語だけではなく自分の日本語の語彙力のなさに愕然としました・・・。

 

8月末まで続くインターンシップ。

この先どうなるか不安だけれど、やりがいのある仕事だろうし、雑用ばかりをやらされるよりはおもしろい。

午前インターンシップ、午後バイトの日々が続きます。

途中息切れしないように、でも突っ走ってみます。

 

だから週末くらいは、妄想に走ってもいいよね・・・。

とりあえず、

「モーターサイクル・ダイアリーズ」観ます。

革命家気分で。

自分の中で、たとえ自己満足にすぎなくても、常に小さな革命を、変化を、進歩を感じていけたらいいのだけれど。

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